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Hallo!FlixBusには昔からお世話になっているAnn(@Ann01110628)です(=゚ω゚)ノ
Ann
『FlixBus』(
現在はドイツやヨーロッパのみならずアメリカにも進出しています。
そのFlixBusですが、アメリカに進出した2018年もうひとつの事業を開始しました。
それがドイツ国内の鉄道事業『Flixtrain』(フリックストレイン)です。
バスの次は鉄道!ということで、こちらも格安でドイツ国内が移動できるサービスなんですが、果たしてドイツの鉄道業界の唯我独尊・ドイツ鉄道に対抗なり得るでしょうか。
とまぁ今回はこの『Flixtrain』の乗り方や、乗って感じた注意点についてご紹介します💡
Ann
Flixtrainとは
事業開始は2018年
『Flixtrain』はヨーロッパの最大手長距離バス『Flixbus』の子会社であり、ドイツ国内の鉄道事業サービス会社です。
サービス開始は2018年3月。
ドイツ版JRの『ドイツ鉄道』(Deutsche Bahn=DB)に比べてチケット価格が安いことで有名ですが、今のところその路線ルートはそこまで多くありません。
ただ主要都市をおさえてはいます。
早くて安い
Flixtrainのメリットは鉄道ということで、バスよりかなり早く目的地に到着できます。
また値段はバスの方が安いのがほとんどですが、日にちや時間帯によって同等のこともありますし、前述のとおりドイツ鉄道に比べても安価です。
そして所有時間もドイツ鉄道の特急(ICE、IC)と変わりません。
[note title=”メモ”]ドイツ鉄道は早めに購入すると『Super Sparpreis』『 Sparpreis』という枠(数に上限あり)で安くチケットが買えますが、数に限りがあるのとあまりいい時間帯は対象ではないのが一般的です。[/note]
【デュッセルドルフ中央駅~ハンブルク中央駅(ターミナル)の場合】
- 【Flixbus】約5時間30分~8時間20分
- 【Flixtrain】約3時間30分
- 【IC(DB)】約3時間40分
親会社Flixbusと同じ発着地であってもバスより鉄道を使うことの方がだいぶ早いので、利用するときは値段と時間を比較方がいいでしょう。
設備・サービス
- 無料WIFI
- 電源コンセント
- スナック、ドリンク販売
- トイレ
道中で無料WIFIやコンセントがあるのはうれしいですが、全席ではありません。
一部席では使えない・備わっていない場合もあります。
Ann
また、スナックと飲み物の販売はどこでしているかは前回乗ったときには確認できませんでした(販売メニューはありましたが)。
荷物
- 手荷物
- 旅行用カバン
チケット料金には上記の荷物が1個ずつ無料で持ち込めます。
さらに荷物がある場合は予約時に荷物追加料金を2€支払うことで持ち込み可能です。(自転車など特別な荷物は9€)
Ann
基本的には荷物置き場はないので自席の棚、席の下などに置くことになります。
路線ルート
上記が2020年3月現在のFlixtrainの路線ルートになります。
以前まではケルン・デュッセルドルフ方面からはハンブルクしか走っていませんでしたが、2019年5月23日よりケルン・デュッセルドルフ方面~ベルリン線がスタート!
同年7月5日発までは、スタート記念に片道9.99€のチケットを多く設定しています(日によります)。⇒終了済み
Ann
予約方法、キャンセル料
購入の仕方
オンライン予約は公式サイトまたは公式アプリで可能です。
また、オフラインが良い方は大きい主要のバスターミナルだとFlixbusのチケット窓口(ZOBショップ)があるのでそこか、コールセンターで電話購入または提携の代理店からでもできます。
ZOBショップ・代理店一覧はこちら
しかしこれらオフラインでの購入の場合は予約手数料がかかります。
公式サイトおよびアプリは英語またはドイツ語になりますが、予約自体は難しいことはありません。
出発日と行き先、日付を入れて調べればOK。
その後、名前や連絡先、支払い方法と進めば簡単に予約ができます。
Ann
公式サイトはFlixTrainでもFlixbusどちらのサイトでも良いですが、どのみちFlixbusと同じ検索画面にとびます。
電車とバス2つの路線が出てくるので
Ann
ということになりませんように。よく見て予約してください。
これは公式アプリでも同じです。
バスと電車どちらも出てくるので、駅名に『Station(train)』と入っているのを選んでください。
キャンセル方法
キャンセル既定・キャンセル方法はFlixBusと同じ。
予約後60分以内であれば1回に限り無料キャンセルは可能。しかし返金はバウチャーになります。
そのバウチャーを使って改めて予約をした場合は、予約60分以内にキャンセルしても通常のキャンセル既定の対象となり、日によってはキャンセル料金がかかります。
[note title=”詳しくはこちら”] ➡ 『【FlixBus】予約のキャンセル方法やキャンセル料、注意点について』[/note]3月19日~4月30日までコロナウイルスの影響により運休が決定しています。 上記期間のチケット購入者については救援措置としてドイツ鉄道のICE/IC(2等車)が利用可能です。
乗り方
出発ホーム(番線)の調べ方
FlixBus公式アプリ
FlixBus: Smart Bus Travel
FlixMobility GmbH無料posted withアプリーチ
公式サイトから予約した人も公式アプリは必ず持っていた方が良いです。
予約番号を入れればアプリでチケットレス=デジタルチケットが利用できます。
また前日には出発情報のメールもきますが、ホーム(番線)は載っていなかったと思います。
ということで、アプリでは番線も乗っているのでアプリのダウンロードはお忘れなく💡
ドイツ鉄道公式サイト・アプリ
当日ホーム(番線)が変わる可能性もありますので、より正確な情報を確認したい場合はドイツ鉄道のサイトまたはドイツ鉄道のアプリでの検索です。
Flixtrainはドイツ鉄道の切符では乗れませんが、ドイツ鉄道の乗換案内には出てきます。
上記から、デュッセルドルフ中央駅の18番ホームから出発することがわかりますね 😉
駅の電子掲示板の発車案内
当日、鉄道駅構内の電子掲示板の発車案内にもきちんと載っています。
以上、これらの方法で自分が乗るFlixTrainがどのホーム(番線)から乗れるかを確認してください💡
自由席と指定(予約)席
ドイツの鉄道駅には改札はないので、そのまま列車に乗ってください。
そしてFlixTrainは席を予約しなくても座れます。
Flixtrainには指定席車両と自由席車両(freie Platzwahl)があります。予約席を購入していない人は、自由席車両に座ってください。
- 窓側:片道 3.99€
- 中央・通路側:片道 3.49€
座席の予約はチケット予約と同時に空いていれば行えます(チケット予約後の席予約はできません)。
また席のほとんどが寝台列車などに多いコンパートメントタイプ。一般的に見るオープンサロンタイプの席(JRの新幹線の席のような配列)はごくわずかでした。
Ann
デュッセルドルフ~ケルンぐらいの短距離なら絶対いりませんが、混みそうな路線や長距離の場合は予約しておいた方がよさそうです。
チケット確認
- メール添付のPDFを印刷
- デジタルチケット(アプリ)
車内でスタッフがチケットチェックにやってくるので、その際に
①予約後メールで送られてきたチケット(QRコートがついている予約確認書)を印刷したもの
または
②アプリのデジタルチケット(QRコード)
を提示すればOKです。
環境のためチケットレスのアプリでの提示が推奨されています。
WIFI
WIFI付きのFlixTrain。
上限は150MBまでですが、これも全席で使える訳ではありません。
最初は真ん中あたりの席に座っていたので快適に使っていたのですが、予約者がきたため空席を探し端っこの車両の席にたどりつき、その席ではWIFIが届かず使えませんでした(笑)。
全席で使える訳じゃないようなので(復路もWIFIは使えなかった)、使えたらラッキーだと思ってください。
Ann
Ann
USBポートも当初座っていた席ではありましたが、もちろん最後に座った端っこの車両にはありませんでした。
[note title=”メモ”]コンセント差込口もあればラッキー感覚です。[/note]
他サービス
車内にはスナックやドリンクの売店があるようですが、行っていないので本当にあったかはわかりません。
もし場所を知りたいときは車掌さんに確認してください。
一応メニューがあったので載せておきます。
トイレも普通にあるので長距離でも心配はいりません。
料金設定
- 短距離 3€~(例 ケルン~デュッセルドルフ)
- 中距離 4.99€~(例 デュッセルドルフ~ドルトムント)
- 長距離 7.99€~(例 デュッセルドルフ~ビーレフェルト)
- 長距離 9.99€~(例 ベルリン~シュツットガルト)
料金設定は路線によってくるのですが、だいたいこんな感じです(これ以外もありますが)。
もちろん上記は最低料金。安く予約できるのは平日が多く、週末や祝日や間際は金額は高く設定されています。
しかし、たとえばケルン~デュッセルドルフ間など通常ドイツ鉄道で行くと片道12€ほどかかるのに対して、FlixTrainだと最低料金は3€。
約1/3の料金で行けることになります。これは大きいですね。
FlixTrainとドイツ鉄道(DB)を比較して
メリット
- DBの特急列車(ICE、IC)と速さが変わらないが安い
- 全便WIFI完備(一部席のぞく) ※DBはICEと一部地域列車のみ
- 間際でもべらぼうに高くない
デメリット
- 便が少ない(1日1~3本)
- 遅延やトラブルがあっても駅にスタッフがいないので聞けない ※コールセンターはあり
- 車体設備が古い
[note title=”メモ”](デメリットか分からないけど注意として)FlixTrainはドイツ鉄道の切符(ジャーマンレイルパス含む)では乗れません。[/note]
割引クーポンやSALEなどお得情報
Ann
FlixTrain(FlixBus含む)はよくSALEを行っていたり、割引クーポンなどを提供しています。
メルマガやFacebookで知ることができるので、要チェック。
乗った感想
正直、車体がかなり古いので快適ではなかったです(笑)。
路線によって違う(乗っていないシュツットガルト~フランクフルト~ベルリン方面)かもしれませんが、予約席の表示がきちんとされていない、WIFIが通じない、暖房が入っていなくて寒い(真ん中の車両の席は入っていた)などあったので、安くなかったら乗りたくはないかな、というのが正直な感想です。
でも今回はすごい安くいったのでぜんぜん文句は言えないんですけどね!
まぁ安いから目をつぶれる部分はあるでしょう。あと次に長距離乗ることになれば必ず予約して行こうかなと思います(笑)。
ということで、ドイツ国内の格安電車『FlixTrain』のご紹介でした。
機会があれば乗ってみてください。
それでは(=゚ω゚)ノ
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