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Hallo!ドイツ在住のAnn(@Ann01110628)です(=゚ω゚)ノ
ドイツ旅行といえば、まず思い浮かぶのは「クリスマスマーケット」ではないでしょうか?
本場ドイツのクリスマスマーケットを一度は訪れてみたいという方も多いですよね!
本記事では、ドイツのクリスマスマーケットをより楽しむために、事前に知っておきたい豆知識や持ち物をご紹介します💡
目次:タップで移動
開催時期|クリスマスマーケット巡りを計画する前にチェック

- 【(一般的な)開始時期】11月下旬
※早いところは11月上旬・中旬からスタート - 【(一般的な)終了時期】12月23日ごろ
※長いところは年末年始まで開催
ドイツのクリスマスマーケットは早いところでは11月中旬に始まるところもありますが、多くが11月下旬のTotensonntag(死者の日曜日)以降に開催されます。
Totensonntag以前に始まっているクリスマスマーケットも、この日はほぼすべての会場で休みとなります(一部夜のみ開催している会場もありますが少数です)。
Totensonntag(死者の日曜日)とは故人を偲ぶ日(追悼する日)。この日はアドベント前の最後の日曜日で、毎年日にちが変わります。2025年は11月23日です。2026年は11月22日。
終わるのはだいたい12月22・23日が多いです。
12月24日の午前中のみ開催する会場もありますが少数であり、年末年始まで開催している会場も25日のクリスマス当日はどこも閉まります。

クリスマス(12月25日)はね、どこのクリスマスマーケットもやってないよ!祝日だからお店もほぼ全部閉まってる!一年でいちばん家でのんびり過ごす日🎄
ドイツのクリスマスマーケットの入場料|無料?有料?

基本は無料
ドイツのクリスマスマーケットは、ほとんどの会場が入場無料です。
ふらっと立ち寄って、雰囲気を楽しむだけでもOKなのが嬉しいポイント。
ただし、有料のクリスマスマーケットも一部あります。
たとえばお城の中で開催されるものや一部の中世風のクリスマスマーケット(例:ケルン近郊のザッツファイ城、ドレスデンのシュタールホーフの中世風マーケット※週末のみ、など)では、入場料がかかる場合があります。

お城で開催されるクリスマスマーケットの多くは入場料がかかるイメージ!

デュッセルドルフのベンラート城のクリスマスマーケットは無料だよ💡
子供連れも楽しめる?ベビーカーは?

多くの会場では、メリーゴーランドやミニ電車などの子供向けの乗り物が登場し、いつも子供たちでにぎわっています。
大きな会場では観覧車が設置されることもあります。
そのほか、サンタクロースや天使が登場したり、空を飛ぶサンタのショーが行われたりと、子供がわくわくする演出もたくさん。

幼稚園児の息子は乗り物が好きなので、発見するたびに乗っている^^;

ゴーカートとかも凄い楽しんでいた。

中世市では中世の世界観を、またおとぎの森のように童話の世界を再現している会場もあり、まるでその世界の中に入り込んだような気分になれます。
子供も楽しめる要素もたくさんです💡
飲み物もアルコールだけでなく、子供向けのキンダープンシュやホットチョコレートが用意されているので、家族みんなで楽しめます。
食べ物も軽食から甘いものまでたくさんあるので(ソーセージやポメス、クレープ、ワッフル、焼きアーモンドなど)、困らないはずです。
- 赤ちゃんは抱っこひもで行くのがおすすめ(人が多い会場では動きやすく、赤ちゃんも暖かく安心)
- ベビーカーの場合は混雑を避け、広くない会場では軽量タイプが◎(石畳や段差が多い場所もあり)
- グリューワインの屋台や酔客は避ける(熱い飲み物がぶっかってかかったりする危険性)
- 混雑時は子どもの手をしっかり握って(迷子になったときの対応も考えていた方が吉)
混雑している時間帯や狭い通路・段差がある場合、ではベビーカーの移動が大変なので、抱っこ紐で行けるならそっちの方がいいです。
赤ちゃんを卒業した小さな子と行く場合はベビーカーがメインになると思いますが、夜などの混んでいる時間を避け、空いている時間帯に行くのが安心です。

残念ながらあの混雑の中でも歩きタバコをしている人もいるので、ベビーカーに乗っている子にぶつからないかも心配。安全面も考えると混雑ピークは避けたほうが安心。

私は軽量で折り畳めるベビーカーを使っていたよ。子供が乗っていても自分で持ち上げられるし。
人気のクリスマスマーケットの夜は、混雑で普通に歩くのもままならない会場とかもあるので、本当に要注意ですよ!
赤ちゃん連れだとおむつ替えや授乳できる場所を探す必要があり(ドイツは日本に比べると少なめで、屋外だとさらに大変)、長時間の滞在は難しいですよね。
短時間の滞在でも、クリスマスマーケットを楽しめて少しでも日々の疲れを癒せる時間になるといいですね💡

ちょっとでも気分転換できると嬉しい時期がある…!
満喫するには混雑時間を避けるのがおすすめ

週末、特に夜は激混み!!
やはりクリスマスマーケットの雰囲気を一番味わえるのは夜ですよね。
ただし、夜(特に金曜〜日曜)は本当に混雑するため、人気の会場では覚悟が必要です。
屋台で何かを買うにも行列になったり、自由に歩くのも大変なことがあります。

飲み物のカップを返却するにも、何分も待たないといけなかったりするからストレス…
ゆっくり楽しみたい場合は、平日の昼間の時間帯がおすすめです。
とはいえ、昼と夜では雰囲気がガラッと変わるため、できれば夜のクリスマスマーケットも楽しみたいですよね。
そんなときは、日没の少し前に到着すると、比較的混雑を体験せず楽しめることが多いです。

私は息子と行くときはこうしている!
支払い方法はほぼ”現金”|小銭もお忘れなく!

現金の持参を忘れずに!
ドイツのクリスマスマーケットでは、クレジットカード払いはほぼ不可です。
現金のみ!!
ケルンなど一部の大きい会場ではキャッシュレス対応していることがありますが、本当に少数派です。
クリスマスマーケットに行く際は必ず現金を持っていきましょう。
また、注意したいのはお札は50€以下のもの(できれば20€・10€札)、そして小銭(50セント、1・2€)を数枚用意しておくとスムーズです。
会場では屋台での支払いなどで頻繁にお財布を取り出すことになるので、スリには注意が必要です。貴重品はできるだけ体の前で持つようにしましょう。ショルダーバッグなどは身につけた上からコートを羽織るのもおすすめです。
グリューワインカップのデポジット制度|返却方法もチェック

クリスマスマーケットの飲み物の容器には、デポジット(Pfand)が含まれている
ドイツのクリスマスマーケットの主役ドリンクといえば、『グリューワイン』(独語:Glühwein)。
寒い空の下で温かいグリューワインをいただくのが、クリスマスマーケットの醍醐味のひとつですよね。
グリューワインにかかわらず、だいたいのドリンクはカップ(グラス)に入れて渡されます。
このドリンクの容器には基本デポジット(保証金)が含まれています。欲しかったらそのまま持ち帰って構いません。
もし不要だったら、購入した屋台に戻ってカップを返却し、その際に返金もしてもらいます。
たとえば、グリューワインが3€でカップのデポジットが3€だったら、支払いは6€となります。
飲んだあとに、カップが不要だったらお店に戻してデポジットの3€を返金してもらう、という流れになります。
お店によっては注文の窓口と、返却の窓口が別の場合があります
かわいいカップはおみやげにも人気

ドイツのクリスマスマーケットでは、カップがかわいいデザインのものも多く、記念に持ち帰る人も多いです。
お土産にしたりコレクションとして集める方もいます。
ただし、数が増えると意外に重いのでご注意を!

私もかなり増えてしまい、収納に困っている笑。
トイレは有料
料金:1€前後
小規模でなければ基本、会場内には仮設トイレがあります。
値段は1€前後です。
ひと昔前では0,50€ぐらいでしたが、最近はトイレの利用料金も少しづつあがってきましたね。
クリスマスマーケットの人気グルメ&ドリンク
ドイツのクリスマスマーケットのグルメといえば!?を上記の記事でまとめています💡
- 小銭
- ウェットティッシュやティッシュ
- ビニール袋
①小銭
なんども触れましたが、現金払いがほとんどなので、一番重要かもしれません。
20€以下のお札と0,50€(50セント) 、1~2€硬貨もあるとスムーズです。
②ウェットティッシュ・ティッシュ

クリスマスマーケットなので屋台飯が基本。
ソーセージやポメスのソースが手についたり、グリューワインを少しこぼしたり…なんて日常茶飯事です。

絶対持っていた方が良い。どっちもあると良いけど、できればウェットティッシュ。

手がベタベタでクリスマスマーケットを巡るのは嫌だろう…。
さらに、テーブルに置いて食べようとしたら、テーブル自体が汚れていることもしょっちゅう。
屋台やテーブルにティッシュが置かれていないことが基本なので、クリスマスマーケットではウェットティッシュやポケットティッシュを持参しておくと安心です。

ドイツはクリスマスマーケットに限らず、街中にゴミ箱があるのでゴミを捨てる問題で困ることはないよ!
③ビニール袋
これはカップを持って帰りたい人へのおすすめ!
可愛いカップを見つけて、
旅の思い出にカップを持ち帰りたい✨️
というときにビニールがあると便利です💡
飲み終わったあとのグリューワインのカップって、だいぶベタベタしているのでそのままバッグやリュックに入れるられないですよね。
とはいえ、帰るまでずっと手に持っているのも大変。
そんなときに便利なのがビニール袋!
ウェットティッシュやティッシュでサッと拭いてから、ビニール袋に入れておくと安心して持ち帰れます。
汚れていないグリューワインのカップを持ち帰りたい人!
お店によってはカップだけ購入できたり、飲み終えたカップを新品と交換してくれることもあります。聞いてみてくださいね。人によっては断れることもありますが、たいていOKしてくれます。

ただ屋台の行列がすごかったりすると、カップの返却(または交換)自体にも時間がかかることもあるので、面倒なときは面倒!

以上、ドイツのクリスマスマーケット巡りに役立つ情報のご紹介でした💡
思いついたらまた追加していきます。
とにかく寒いので、防寒はしっかり!
そしてトラブルなく楽しんでくださいね〜。
それでは(=゚ω゚)ノ

