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Hallo!高いところから景色を見るのは好きだけど、ちょっと高所恐怖症の気が小さいころからあるAnn(@Ann01110628)です(=゚ω゚)ノ
今回、高所恐怖症の人は絶対に行けない展望台に行ってきました。
我が人生で一番怖いと思った展望台がドイツにありましたよ(笑)。
日本ではほぼ知られていない、穴場の観光スポットになりますが、スリルを求めている人は本当におすすめ!!
Ann
本記事では『Bottrop』(ボトロップまたはボットロップ)の『Tetraeder』(テトラエーダー/四面体)についてご紹介します💡
少し行きづらいので、アクセスについても当記事をご参考ください。
Bottrop(ボトロップ)について
ボトロップはドイツ西部ノルトライン=ヴェストファーレン州のルール地方にある街。
エッセンやゲルゼンキルヒェンに隣接していますし、州都であり日本から直行便が出ているデュッセルドルフからも近いです。
ボトロップといえばピンとくるシャルケファンの方がいるかもしれませんね。
この街には選手たちが定期的に炭坑見学に訪れていた『ロスペル・ハニエル鉱山』(Bergwerk Prosper Haniel)があります。
ロスペル・ハニエル鉱山は19世紀末に完成したドイツ最後の無煙炭鉱山。国の方針で2018年12月に閉山となり、150年以上の歴史に幕が閉じました。
シャルケが2018年12月19日に行われたホーム戦(対レバークーゼン)に、このロスペル・ハニエル鉱山の炭鉱夫2000人を招待したのもまだ記憶に新しいお話です。
Ann
ボトロップの四面体『Tetraeder』(テトラエーダー)
ルール地方の産業文化の道
Ann
ボトロップの四面体『Tetraeder』(テトラエーダー)はエッセンにある世界遺産『ツォルフェライン炭鉱』(ブログ)や、デュイスブルクの『タイガー&タートル マジックマウンテン』(ブログ)と同じく産業遺産のひとつ。
『Route Industriekultur』(ルール地方の産業文化の道)のスポットです。
はじめてこの四面体『Tetraeder』(テトラエーダー)を見たときの驚きは忘れられません。
こんなにも美しく、言葉にできない産業遺産があったでしょうか。素晴らしいアート作品です。
まるで空に浮いているように見えるこのピラミッドは、1995年にかつての鉱業で利用された人工の山に完成しました。
現在は通名の『Tetraeder』の方が有名ですが、正式名称は『Haldenereignis Emscherblick』。
ボトロップ最大のランドマークの誕生です。
設計はドイツ人建築家『Wolfgang Christ』(ヴォルフガング・クリスト)。
建造物の上部のライトアートはデュッセルドルフ在住の芸術家の『Jürgen LIT Fischer』(ユルゲン・リット・フィッシャー)が担当しました。
建造物をふくめ、この一帯の一部は鉱業の廃棄物をリサイクルして作られています。
スリルな展望台
高さは約60メートル。
ご覧のとおり、この四面体は階段で上ることができます。
一番上に行くまでに3つのプラットフォームがあり、大変景色の良い展望台です。
展望台へ続くこの階段は、まるで空へとつづく道のように見えますね~。
しかしここで注意が必要です。
高所恐怖症&高所恐怖癖の方は絶対に上らない方が良いです!!
Ann
なぜならこの建造物の階段……
下(地上)が見えちゃうんです… 😥
見てもらうと分かりますが、かなり各プラットフォームが高い位置にありますよね。
まず第一のプラットフォームが高さ約18メートル。ビル6階建てぐらいです。
Ann
つづいて第二のプラットフォームに向かう訳ですが、かなりいい感じの角度の階段。
この右下の部分の階段です。
下が見える状態で階段を上る怖さが半端なくて…本気で吐きそうでした 😥
Ann
さて第2のプラットフォームは高さ約32メートル。11階ぐらいの建物の高さです。
もう若干、引き返そうかと考えながら根性で上りきりました…!
Ann
さぁここまできたらあと少し!
第3のプラットフォームへ向かいます。
最後はらせん階段をのぼり、恐怖心と戦いながら何とか頂上の第3のプラットフォーム、展望台に到着。
しかしここでも更なる恐怖が待っていました(笑)。
このプラットフォームは8度ほど傾斜しているのです。
第3のプラットフォームの高さは約38メートル。13階建てぐらいですかね。
その場所が斜めっているという…。そして風があると揺れる…!
Ann
しかし景色は最高です!!
ルール地方の素晴らしい風景が堪能できます 😛
私の応援しているサッカーチーム『シャルケ04』のホームスタジアム『フェルティンス・アレーナ』も見えました💡
これは嬉しい~!
シャルケを応援しよう
【フェルティンス・アレーナ】シャルケスタジアムへの行き方&試合観戦の注意
天気が良い日だとデュッセルドルフの方まで見られるそうですが、精神に余裕のなかった私にはこの日確かめることはできないのでした(笑)
いや、本当にこの展望台にのぼるの怖かったです…。
ちょっと動機とめまいがしましたからね~(笑えない)!
ということで、どれだけ高くて怖かったかの写真を載せます。
人によっては
Ann
って思うかもしれませんが、分かってくれる人もいるはず!
それではどうぞ~。
高いでしょう!?!?!
この高さを見ながら自分で歩いて到達する恐怖…すごいですから!!
Ann
無事に地上に降りてきたときの安心さが半端ありませんでした。
Ann
ボトロップの四面体(テトラエーダー)の基本情報
入場料
無料
なんと無料です!
お金がかからないのに最高にスリルを体験でき、良い景色が見られる展望台なんですよ✌
入場時間
24時間
昼夜問わず、訪れることができます。
天候が悪い場合の入場は禁止です。また夜間は四面体(テトラエーダー)自体はライトアップされますが、頂上までのハイキングコースには照明はありません。
ボトロップの四面体(テトラエーダー)への行き方
住所
Beckstraße 57a, 46238 Bottrop
四面体(テトラエーダー)は標高90mの山(丘?)の上にあるため、自家用車や公共交通機関できたどちらの場合でも、頂上まで歩くことになります。
年配の方も多く訪れていましたが、頂上までは少し歩くため、おみ足が悪い方はかなり大変かもしれません。
傾斜はそこそこありますが、マウンテンバイク利用者もいました。
Ann
アクセス
車
無料駐車場あり
ハイキングコースの入り口である『ベック通り』(Beckstraße)に 駐車場があります。
所有時間などは次のバスの最寄りバス停①で確認してください。
バス
【最寄りバス停】
- Bottrop, Tetraeder から徒歩約20~25分(コースによる)
- Bottrop, Alpincenter から徒歩約20分(階段を利用した場合)
ハイキングコースはたくさんあるので選ぶ道によって所有時間は少し違ってきます。
上記の画像はバス停の停まる位置です。分かりやすいのは①『Bottrop, Tetraeder』だと思います。
②のバス停『Bottrop, Alpincenter』の方が所有時間は短いですが、400段近い階段を上らないといけないのでちょっと大変な気がします。
グーグルマップで目的地を『Tetraeder』にしても、途中のハイキングコースはうまく表示されません。『Tetraeder』事態を目的地設定するのではなく、グーグルマップのハイキングコースや現地の看板を参考にしてください。
1. Bottrop, Tetraeder から行く場合
バス停『Bottrop, Tetraeder』は無料駐車場の近くにあります。
四面体(テトラエーダー)のある頂上まではハイキングコースがいくつもあるので、お好みで選んで歩いてください。
ここでは私が歩いたルートをご紹介します。
バス停を降りてから進行方向に進むとハイキングコースの入り口が登場。
ここを右に曲がるとすぐ左右の分かれ道になります。
とりあえず左側の方がグーグルマップで見て道がゆるやかだったので、左へ。
ちょっと森林浴をしながら歩き始めました。
途中分かれ道が何度かあるのですが、看板などがないのでどちらに行けばいいのか少し迷うかもしれません(笑)。
人のいる方だったり、グーグルマップを見たりして上を目指してください。
途中の道にベンチが配置されていたので、素敵な風景を見ながら少し休憩。
ドイツは緑が多くて癒されますね~。
そして無事に到着!
30分近く歩くことになるので、必ず歩きやすい靴で訪れることをお勧めします。
また、先ほどを言いましたが、グーグルマップで目的地として四面体(テトラエーダー)を設定しても、直線で徒歩1分みたいな感じで出てしまうので意味がありません。ご注意ください。
2. バス停Alpincenter から行く場合
バス停『Alpincenter』から行く場合は目的地に『”Direttissima” Treppe』(400段近くの階段)を設定すると迷わず行けると思いますよ 😉
線路を渡ると階段『”Direttissima” Treppe』に到着。
この階段の段数はなんと『387段』!!
私は下りで利用したのですが、とにかく長い(笑)。
約400段近くを上るのはちょっと大変な気がします 🙄
下りのときに撮った『”Direttissima” Treppe』。
どうです?ちょっと大変そうな感じが伝わりますかね…汗。
頑張って階段を上ればその先にはボトロップの『Tetraeder』(テトラエーダー/四面体)とご対面です💡
終わりに
以上、ルール地方の不思議なピラミッド建造物『ボトロップのTetraeder(テトラエーダー/四面体)』についてのご紹介でした💡
高所恐怖症の方こ上れなくても、この四面体自体を見るだけでも価値があると思います!
休日に家族でハイキングがてら訪れるのも良いと思いますよ。
特に小さなお子さんは高いところが好きな子が多いですし、喜ばれるんじゃないでしょうか。
Ann
それでは(=゚ω゚)ノ
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