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ドイツ西部の冬の風物詩といえばカーニバルのパレード。
デュッセルドルフ、ケルン、マインツが三大カーニバルと言われていますが、そんなカーニバルの最高潮が「薔薇の月曜日(Rosenmontag)」です。
この日は仮装した人々や山車などのパレードが行われ、観客に向かって飴やグミなどお菓子が降りそそぎます。
一日参加してれば、一ヶ月はお菓子買わなくてもいいぐらいGETできますよ(笑)
ゲットしすぎてぜんぜん消費できなかったよ!
◇初公開日: 2017年3月1日
実はカーニバルのシーズンが始まるのは毎年11月11日11時11分。聖マーティンの日です。
デュッセルドルフでは、市庁舎前のマルクト広場で行事が行われるのですが、架空の人物『Hoppeditz』( ホッペディッツ)が目を覚ましてカーニバル期間が始まります。
彼はLöwensenfの大きなマスタード・ポットかた出てくるのですが、 Löwensenfはデュッセルドルフに本拠地を置くドイツ最大のマスタードブランド。
通常の商品は全国どこでも買えますが、現在 Löwensenfから生産されているドイツ最古のマスタードブランド『ABBマスタード』はデュッセルドルフの名産品です。
ぜひデュッセルドルフに来たらお土産に買ってみてくださいね。
デュッセルドルフのいろんな場所で販売していますが、直営店ではゴッホの絵にも登場する容器で買えます。
いろいろなマスタードの種類の用意もあるのでおすすめです♪
【デュッセルドルフ土産】ゴッホも愛したABBマスタードとLöwensenf直営店カーニバルのメイン期間である女性のカーニバル(AltweiberまたはWeiberfastnacht)から、終わりである灰の水曜日(Aschermittwoch)まではデュッセルドルフは仮装した人々であふれています。
この期間はデュッセルドルフの駅や街のあちこちで、面白い仮装をした人にたくさん出会えるので面白いですよ~(笑)。
ドイツに住む前に、観光でドイツに来た時にカーニバルと知らず、仮装した人たちを見たときは「いったい今日は何の騒ぎ!?」だと驚いたものです 😆
昔は『FBI』や『SWAT』といったベストを着てる人を多く見たけど、今年は何の仮装が多いかな~??
さらに驚くのは年配の方も仮装をしていたこと。
若い人だけではなく、おじいちゃんおばあちゃんの世代も参加しているところが伝統的なお祭りであることが分かりますよね。
旧市街は仮装者でいっぱーい。音楽かかってて皆ノリノリでお酒を飲んでいる。
大本番は明後日やー!#デュッセルドルフ #ドイツ #カーニバル pic.twitter.com/sI90VtalUz— Ann@ドイツ観光🇩🇪タビシタ (@Ann01110628) February 25, 2017
カーニバル期間中はデュッセルドルフの旧市街名物『世界一長いバーカウンター』の通りも仮装した人でいっぱいです。
のりのりの音楽がかかっている中、バナナ(の仮装をした人)が飛び跳ねて踊っていて、
バナナが踊っているww
と爆笑したのを強く覚えています。
初めて見てからその後数年、毎年見ているバナナマンですが、こんな感じです。
誰か私に画力をビッテ!!!
このカーニバルが終わるまでは毎日色々とイベントがあるのですが、一番盛り上がるのが『薔薇の月曜日』(Rosenmontag)。
この日はケーニヒスアレーや旧市街など、デュッセルドルフ中心部で山車を使った大パレードが行われます!
この山車 の数は100以上に及ぶそうです。
パレードでは仮装した人々が『Helau!』(ヘラウ!)と叫びながらお菓子を配り歩いたり、山車の上から投げてくれるので観客は一斉にお菓子を拾います(笑)。
みんなバッグや袋に拾ったお菓子がいっぱい 😀
かけ声について:カーニバルで一番有名なケルンでは『Alaaf!』(アラーフ!)。マインツはhelau(ヘラウ)でデュッセルドルフと一緒。
そして政治風刺の山車がかなり衝撃的なものが多いです 😯
個人的にはあまり笑えない内容のもあったりしますが、ユーモア?がすごい~。
日本だとアウトになりそうだよね!
初めてカーニバルに参加したときは最後の方しか見られなかったのですが、それでもたくさんのお菓子をGETしました(笑)
最前列に立っていた若い女の子たちは袋いっぱい。
帰るときに「欲しかったのあげるわよ?」と声をかけてくれました。
優しい。Danke💙
なんやかんや平和に楽しいカーニバルでした!
大量のお菓子もらえたので、1ヶ月ぐらいは買わなくて良いかな(笑)
※上からだからあんまり分からないかもだけど、厚みがありますw pic.twitter.com/LIy4fRBxpw— Ann@ドイツ観光🇩🇪タビシタ (@Ann01110628) February 13, 2018
Ann
Ann
【カーニバル】個人的おすすめ!デュッセルドルフの穴場・観賞場所2020
上記の記事にまとめましたので、ご参考ください。
楽しいカーニバルですが、終わったあとはゴミが本当に散らばっています。
エコ大国ドイツがこれで良いのか?!と思うほどの残骸が凄い…。
年越しの花火や爆竹の残骸も正月にあちこちにありました。
ドイツではこういうイベント時、ゴミは自分で処理するという概念は結構少ないのかなぁとちょっと思います。
サッカー観戦の際もスタジアムの床はいつもゴミだらけですし。
このあとお掃除業者さんが頑張って片付けてくれたことでしょう。お疲れ様です!
- 2025年2月27日~3月4日(薔薇の月曜日は2月123月3日)
毎年時期がちょっと違うので、旅行の計画をたてるときには日程を確認してくださいね 😉
薔薇の日曜日は例年37万人がデュッセルドルフに泊まるみたいなので、ホテルの予約もお早めに💡
もし予約時にすでに宿泊料金が高騰していたら、近郊都市のエッセンやデュイスブルクなども検討してみてください。
\デュッセルドルフのホテルを探す/
以上、デュッセルドルフのカーニバルのご紹介でした!
もともとは宗教的行事であるカーニバルですが、盛り上がりは本当に凄いです 😆
デュッセルドルフのカーニバルはとても賑やかで楽しいので、機会があればぜひ行ってみてください♪
いまだに仮装したことがない私。いつか仮装する日はくるのか…?(今年もしないw)
それでは(=゚ω゚)ノ
\デュッセルドルフのお土産にハイネマンはいかが?/