【2026年版】ドイツ鉄道ICEの乗り方|座席予約・自由席・Wi-Fi・置き引き対策まとめ

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Hallo! 旅行するときは公共交通機関がメインのドイツ在住二桁のAnn (@Ann01110628)です(=゚ω゚)ノ

ドイツ版新幹線といえばドイツ鉄道(Deutsche Bahn=以下略してDB)の高速列車高速列車『ICE』(インターシティエクスプレス)。

今回はICEをメインに、IC・ECも含めたドイツ鉄道の長距離列車の乗り方を詳しくご紹介します。

「予約は必要?」「自由席はあるの?」と疑問に思う方も多いと思いますが、まず結論から👇

  • ICEは席予約なしでも乗れる(※一部例外あり)
  • 指定席と自由席は混在している(※席予約されている席=指定席)
  • Wi-Fiは無料で使える(※ただし場所により接続が不安定だったり、使えないこともある)

この記事では、ICEの乗り方や座席のルールなど、気になるポイントを初めての方でも分かりやすく解説していきます💡

ドイツ鉄道:ICE・IC・ECについて

列車の名称・読み方

列車名
  • ICE (ドイツ語読み:イーツェーエー )
    正式名称:Intercity-Express(インターシティ・エクスプレス)
    ドイツ国内で最も速い長距離列車。近隣国への運行もあり。
  • IC(ドイツ語読み:イーツェー)
    正式名称:Intercity(インターシティー)
    ICEより停車駅が多く、中規模都市へのアクセスに便利な中長距離列車
  • EC (ドイツ語読み: エーツェー)
    正式名称:Eurocity(ユーロシティー)
    ICとほぼ同じレベルの国際長距離列車で、ヨーロッパ各国をまたぐ。DBだけでなく、オーストリア国鉄(ÖBB)やスイス国鉄(SBB)など複数の鉄道会社によって運行される。

ドイツ鉄道の高速列車を大まかに分けるとこの3つ(細かく書きません)。

まぁ、日本の新幹線みたいなものですね。略称の読み方はドイツ語読みです。

優等列車の順番はICE→IC→EC。

3つとも食堂車が併設されていることが多いですが(車両タイプによります)、無料Wi-FiはすべてのICEに搭載。

また、一部のICやECでも利用可能な場合があります。

座席予約は必要か?不要か?

結論

ICE・IC・ECは、座席の予約をしなくても乗ることはできる

※一部全席指定の列車をのぞく

日本の新幹線みたいに、指定席車両・自由席車両と分かれている訳ではなく、チケットを購入すればそれで乗れます。

チケット以外に座席を予約(指定席を購入)した人がいる席のみ指定席となり、それ以外は自由席扱いになります。

じゃあどうやって指定席かどうか判断するの?

この自由席なのか、して席なのかの見分け方については、後述しますね〜💡

すぐ見たい!という方はこちら

ちなみに…。
長時間乗る場合や混雑時期は、指定席を購入しておいた方が賢明です。また乗車予定の列車が混雑しているかどうかは DBの公式サイトや公式アプリの時刻表検索で確認できます。

予約が必須な長距離列車の見分け方

予約が必要

『R』マークがあれば全席指定席の列車

さて、基本的には全席指定席の列車は少ないですが、心配な方は乗る前に予約が必要な列車かどうか確認しましょう。

ドイツ鉄道の公式サイトやアプリなどで切符を買う際に、その列車に『R』マークがついていれば『全席指定席』の予約が必要な列車です。

たとえばこのDBアプリの画面。

乗る予定の便を検索したら『R』のマークが出ていますね。Rマークは全席指定の列車を意味します。

詳細を見てみるとICEはRマークがないので予約は不要ですが、次の列車であるECにはRのマークがあります。

つまりこのECは、座席指定の予約要の列車です。

Ann
Ann

見分け方簡!

Ann
Ann

でも要予約の列車は少ないのでそこまで気にしなくて良いかな。

ドイツ鉄道の乗換案内(時刻表検索)
  1. ドイツ鉄道公式サイト:www.bahn.de
  2. ドイツ鉄道公式アプリ:DB Navigator
    DB Navigator
    DB Navigator開発元:Deutsche Bahn無料posted withアプリーチ

乗り方・車両・座席について

チケットと車内検札について

長距離列車の乗り方自体は難しいことはありません。

購入したチケット、またはジャーマンレイルパスなど乗り放題パスを持って列車に乗るだけ!

以上!簡単です。

ドイツでは改札がない代わりに、紙のチケットの場合は通常チケットに印字が必要です。

ただし、ICEなど日付指定で購入する特急列車の切符は、印字不要です(印字機械に対応していません)。

車内検札の際にチケットを提示すればOKです。

・モバイルチケットを利用する場合は、スマートフォンなどのデバイスの充電切れに注意
・パスポートなどの身分証明書や購入時のクレジットカードは念のため持参を(個人的には一度も提示を求められたことはありませんが)
・ジャーマンレイルパスなど紙ベースのレイルパスは、乗車前にバリデーション(有効化)を忘れずに

ICEに乗る人はやっておくと便利

ジャーマンレイルパスのバリデーションのやり方

1等席・2等席の違い

ICEをはじめ特急列車には1等席車両(1.Klasseと2等席車両(2.Klasseがあります。

たとえば上記の写真のように車体の外観に『1』と書いてあれば1等席車両です。

2等席の切符を購入した場合、1等席には乗れないので必ず2等席へ。

車体には1等または2等かが記載されているので、数字を確認して乗りましょう 😀

また、ホームのどの位置に1等車両・2等車両がくるか、事前に知ることができます。

このような列車編成表示の確認方法をいくつか次でご紹介します 😉

【駅で確認する方法】①ホームの電光掲示板

まず一般的な確認方法がこちら。

出発ホームの電光掲示板です。

たとえばこの写真だと、1等席はホームのBの部分。2等席はC~Eの部分にくるのが分かります。

【駅で確認する方法】②列車編成表示板

ちょっとこちらはアナログですが、基本的にはホームにある『列車編成表示板』(Wagenstandsanzeiger)でも確認できます。

これで乗る予定の便の情報を見てください。

ちなみに赤マルの部分がポスターがある位置を示しています。

電光掲示板にまだ該当便の表示が出ていない際はこれを見て移動ができます。

【ネットで確認する方法】DB公式サイト・アプリ

列車編成表示は DBの公式サイト:www.bahn.deや公式アプリ:DB Navigator でも調べられます。

ここではアプリで説明しますね💡

まず自分の乗る予定の便を検索してクリックします。

詳細を開くと右側に『ABC🚄』のマークがあるのでそこをクリック。

そうすると該当便の編成表示が見られます。

この場合、B~Dが2等席車両・Dが食堂車、DのEよりが1等席車両ということが分かりますね!

ホームのアルファベットは何ぞや

ホームにはこのように場所によってアルファベットの標識で区切られています。

編成表を確認したあと、希望の位置に行きましょう💡

きちんと確認して該当のアルファベットの場所に行ったにもかかわらず、なぜか全く違う場所に停まることもたま~にあります。その場合はもうしょうがないので、「何でだよ!」と心の中で叫んで終わりにしましょう😅

座席の種類(自由席・指定席)の見分け方

さて、これはドイツ鉄道旅行をするなら必ず知っておきたいところ!

一番知りたい人も多いのではないでしょうか?

先ほど指定席車両と自由席車両の区別はないと書きましたが、初めて乗る旅行者には分かりづらいですよね。

どの席に座れば良いのだろう…。

と思う人もいるはず。

指定席券を購入した人の席(座席予約した人)=指定席。

なので、指定席券を購入していない人(座席予約をしていない人)は、指定席以外(自由席)に座ることができます。

Ann
Ann

つまり電光掲示板の表示がないところね。口述するよ。

Ann
Ann

指定席に座ってても良いけど、当たり前だけど来たらどかなきゃダメ。

db ice

さて、どの席かが自由席かは見分け方は簡単です。

座るときまず確認をするのがこの『席番号の電光表示』。

基本は席の頭上、ICE4など一部の列車は席の通路側にありますが、ここで判断します。

補足

(今はもうほとんどありませんが)古いタイプの車体だと、指定席(予約席)は紙で記載されるものもあり。

自由席=表示が何も出ていない座席

この席は何も表示されていないので予約が入っていない席=自由席。

これを見つけられたら最高に幸せです。座ってあとは目的地まで安心~♪

また、席番号の見方はこの写真だとちょっと見づらいのですが、人のマークの左側に『□』がある方が窓側席です。

つまり…、

  • 36番 → 窓側席
  • 38番 → 通路側席

となります。

この何も表示されていない席=予約が入っていない席、つまり自由席です。

Ann
Ann

これを見つけられると嬉しい!

指定席(予約席)=予約表示がある席

続いては電光掲示板に区間が表示されている指定席の場合。

この写真は『Nürnberg-München』と区間が表示がされているので、

『ニュルンベルク~ミュンヘンは予約が入っています』=指定席(予約席)

ということになります。

ただ、それ以外の区間(例えばニュルンベルクまでの区間、またはミュンヘン以降の区間)であれば座って問題ありません。

そして時たま予約表示が入っていても、乗客が来ないこともあるのでその場合は座ってしまったりします。

出発から15分後には座席の予約表示が消えてしまうので、席を立つときなどは注意が必要です。コンフォートチェックインを利用すれば目的地まで使用中の表示が続くため、こちらの活用をおすすめします。

【ICE】ドイツ鉄道コンフォート・チェックインの使い方と条件|使うべき?メリットを解説

電光掲示板のその他の表示

ggf.freigeben

『ggf.freigeben』は

必要に応じて解放される席(=あとで自由席になる可能性あり)

そんな意味の表示です。

つまり、予約用のキープ席みたいな感じで、予約が入らなければ自由席として開放されルセ気です。

もしかしたら、予約者が来るか分からないので、あまりいい心地はしないんですが、来なければ座っていてOKです。

予約者が来たらどいてください。

BahnBonus

依然はBahnComfortだったサービスは現在『BahnBonus』に変更となり、『BahnBonus』のステータス【ゴールド】【プラチナ】所有者の専用座席エリアが誕生しました。

『BahnBonus』専用エリアの場合は基本的に上記のステータス者以外は座ることができません。

指定席の予約方法・料金

指定席の料金
  • 2等 @5,50€
  • 1等 @6,90 €⚠
MEMO

1等席のフレックスチケット(Flexpreis)には座席指定料金が含まれているため、チケット購入時に座席を指定すれば別途料金は不要です。また、指定席(座席予約)のみの単品購入も可能なため、ジャーマンレイルパスなどのレイルパス所有者も、別途指定席を購入することができます。

2025年6月15日以降、家族用座席料金は廃止されました。以前は10,40€で家族5人まで座席が取れて大変便利だったので、大変残念です。

指定席(席予約)の購入場所
  • オンライン(DBの公式サイト:www.bahn.de 、公式アプリ)
  • 自動券売機
  • 窓口=Reisezentrum

上記で切符と同時購入、または単品購入が可能(出発間際は不可)。

なお、購入後の指定席(席予約)の変更キャンセルは基本できません。

ICE車内の様子について

座席

2等席

基本の配列は2-2席の並びです。

前との間隔は結構広いので快適。

Ann
Ann

でも新幹線の方が席の間隔は広い。

中にはボックス席もあります。

ドイツ鉄道の電車は基本的には向きを変えられないので、テーブルもあるし向かい合わせで乗れるボックス席は人気ですね。

車体によってはコンパートメントタイプの席もあります。

Ann
Ann

仲間内で貸し切りだと良いけど、個室に知らない人同士が向かい合って座ることになるので私はあまり好きじゃない。

幼児がいる方は幼児用コンパートメントが本当におすすめです!

1等席

1等席と2等席の大きな違いは通常席の配列が1-2列になっていることですね。

あとシートの座り心地がよく(本革)、前や隣の席との間隔が広いです。

Ann
Ann

シートピッチは2等に比べて1等は7cmぐらい広いらしい!

ボックス席は2等席では4名のみだったのが、1等席では2名用もあります。

こちらは1等のコンパートメントタイプです。

2等よりゆったりと席が配置されています。

あと1等席だとお菓子をもらえたりするのですが、私が利用したときはドイツが誇る人気チョコレートRitter Sport(リッター・スポーツ)で嬉しかったです。

お菓子の内容は年々変わるようなので、乗るときのお楽しみ?

1等席と2等席の違いまとめ

1等席限定のサービス
  • 快適で広々としたシート
  • 席の配列が1-2(2等席は2-2)
  • Wi-Fiが無制限(2等席は200MB)
  • 席で食事や飲み物の注文が可能
  • 主要駅でのラウンジが利用可能※Flexpreisチケットが対象
    (Super SparpreisやSparpreis、ジャーマンレイルパス、ユーレイルパス、インターレールパスの1等チケットは不可)
  • チケット代に指定席代金が含まれている※Flexpreisチケットが対象
  • 新聞のサービス

ICEの1等席と2等席の違いはざっとこんな感じです。

あと確実に2等席より1等席の方が静かに過ごせます。

無料Wi-Fi

無料Wi-Fiの接続方法など詳しくはこちらの記事にまとめました。

充てにすると整備不良で使えないときに困るので、日本から来る際は旅行用のeSIMやレンタルWi-Fiを用意してくださいね📶

私のおすすめのeSIMはトリファです。▶▶【トリファ(trifa)】ドイツ在住者が現地でeSIM使ったレビュー

駅構内のフリーWi-Fiにつていはこちら

食堂車とメニュー

ICE食堂車

食堂車に憧れる人は多いのではないでしょうか!

ほとんどのICEは食堂車を導入していますが、残念なあがら昔のような本格的なレストラン形式から、よりコンパクトで利用しやすいスタイルへと変化しています

食べるテーブルと座席があるレストラン(Bordrestaurant)と、テイクアウト中心の軽食カウンターのビストロ(Bordbistro)のタイプがあります。

メニューや提供方法も効率化されており、「しっかり食事」というよりは「気軽に利用できる車内カフェ・軽食スペース」といった位置づけに近くなっています。食べ物も温め直すようなものが多いです。

また、生ビールも現在は提供を廃止・瓶ビールへと変更になりました。

メニューはオンラインからも参照可能です。こちら

Ann
Ann

時代の流れだけど残念だね

ビストロ(Bordbistro)で購入した飲食物は、席に持ち帰り飲食して大丈夫です。

1等席の場合は、ICEポータルを通じて自分の座席から直接、注文ができます。そして注文された商品は、スタッフが座席まで運んでくれます。

食堂車の営業時間は06:00〜22:00。深夜~早朝はやっていないのでご注意ください。

そのほか、コーヒーの車内販売で席までまわってきてくれたりします。

支払いはクレジットカードなどャッシュレス決済もOKです。

スーツケースなどの荷物置き場:置き引き注意

荷物置き場は車体によりますが、だいたい車両の真ん中あたりにあり、大きいスーツケースも置けます。

現地の人もたいてい大きいスーツケース持ってますから、混み具合にもよりますが結構いつも満杯かな~という記憶です。

普通に車内での盗難があるので、ワイヤーロックなどを持参し荷物置き場にくくりつけておくか、邪魔になりますが自席に持っていくかをおすすめします。

機内持込サイズや少し大きめのスーツケースでも上の棚に乗せられると思います。

重くて持ち上がらない場合、近くの方にお願いすれば乗せるの手伝ってくれますよ。(言わなくても結構手伝ってくれる確率高し。みんな優しい。)

停車中に乗り込み、さっと荷物を盗んだり、一駅のみ乗って盗んだりというパターンも多いです。

荷物の管理はしっかりするように気をつけてください。

スーツケースや荷物の盗難防止のワイヤーは絶対あった方が良いです。

トイレ

ICEのトイレは比較的キレイです。

基本的な鍵をかけるタイプから多機能トイレ(おむつ台もあります)まで。

ドアの開閉ができる自動ドアタイプの場合、ボタンでドアを閉めたあとにドア自体の鍵をかけないと外から開けられてしまうから気を付けてくださ~い。

終わりに

以上、基本的なドイツ鉄道のICEほか特急列車の乗り方や指定席の見分け方などでした!

はじめて乗るときはどきどきしますが(私もそうでした~!)、このブログを読んで少しでも不安が解消されれば幸いです。

遅延がちょっと(だいぶ…?)多いですが、ドイツの鉄道旅行は楽しいので満喫してください。

それでは(=゚ω゚)ノ

ドイツ鉄道公式サイトでICEを予約をする