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Hallo!住む前にドイツ観光に来た回数10回のAnn(@Ann01110628)です(=゚ω゚)ノ
ドイツ旅行の際に気になる最重要事項がお金。
この記事ではドイツのクレジットカード事情について書きたいと思います 🙂
旅行会社勤務時代もヨーロッパに行かれるお客様によく質問されたのが、《どのブランドのクレジットカードを持っていけばいいか》ということ。
Ann
今回はそれに加えて、
という疑問についても書いていきたいと思います。
旅行前の不安を解決できれば幸いです 💡
ドイツはヨーロッパでもっとも現金を持ち歩いている国
2018年2月14日ドイツ連邦銀行(ドイツの中央銀行)が発表した調査では、ドイツ人の現金使用率は全体の約48%の割合を占めます(2014年は約53%)。
過半数を割れるもいまだ高い割合であり、現金払いを好むドイツですがドイツ人のお財布にはなんと平均107€(約13,921円)の現金が入っているそうです。(そのうち6€は硬貨)。
Ann
現金?デビットカード?支払い方法の動向
5€(約651円)までの少額の支払いの場合、支払い方法に現金を選ぶ割合はなんと96%!
5€~20€(約2,602円)までの場合は88%、20~50€(約6,508円)まででも60%の人が現金で支払っています。
つまり、少額支払いのほとんどは現金ということです。
さすがに50€~100€(約13,015円)の買い物にになると現金よりデビットカードの使用が増えますが、それでもデビットカードで45%、現金は39%と以前高い割合です。
さらに驚いたことに500€以上(約65,062円)の買い物にも現金は25%使用されています。
キャッシュレス化が他国より遅いと言われている日本でも、この現金使用率はちょっとないのでは… 😯
ドイツは本当に現金主義であることが分かりますね 💡
Ann
デビットカード?クレジットカードではなくて?
- 【日本】デビットカード < クレジットカード
- 【ドイツ】 デビットカード > クレジットカード
日本ではデビットカードよりクレジットカードの方が普及されていると思いますが、ドイツは逆でデビットカードの方が普及しています。
それは、基本的にドイツで口座を作ると銀行のカードにデビットカード機能《girocard(giroカード)=EC-Karte(ECカード)、maestro、V Payなど》が備わっているので、先ほどの調査結果でもデビットカードの割合が多いんですね。
クレジットカードの使用率はドイツでは大変少なく、一番多い500€以上の買い物でもたった9%と10%にも満ちません。
そしていまでは少なくなりましたが、ドイツでは使えるカードが『デビットカードのみ』というお店や電車の券売機もたまにあるので、日本からの旅行者には不便です💦
Ann
Ann
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ある程度は使えるけど使えないところも結構ある
はい、ちょっと前置きが長かったんですが、やっと本題。
ドイツでもまぁまぁクレジットカードは使えますが、
と考えておいた方が良いです。
でも昔よりだいぶ使えるお店が増えたと思います。
- スーパー(ReweやEDEKA、RIDLなど)
- ドラッグストア(dm、ROSSMANNなど)
- 鉄道・地下鉄・トラム(一部使えない券売機もあり)
- デパート
- アパレル系ショップ
大手のチェーン店はたいてい使えます。
ショッピングするときは困ったことはあまりないですね。
Ann
逆に使えない場所の代表格だと、気を付けたいのがレストランやカフェなど飲食店。
- Imbiss(インビス)
- KIOSK(キオスク)
- 個人商店
- カフェ
- レストラン
インビス(軽食スタンド)やカフェは基本的に現金のみです。
また、レストランでもカードが使えないお店は結構あります。(もちろん使えるレストランも普通にありますよー!)
たまにお店でカードで払おうとしたものの、現金のみだったということが分かり、ATMへお金をおろしに行く人とか見ますからね 😥
私も旅行でドイツに来ていた時に、現金が少ないからクレジットカードで払えるお店を探したことがあります。
特にディナーなどは使う金額が大きいですからね💦
そしてその時なかなか見つけられなくて、どうしよう~っていう感じでした(笑)。
Ann
お店でクレジットカードが使えるかの見分け方
お店に入る前に入り口や外観に注目!
利用できるカードがあると、カードブランドのマークのシールが貼ってあったりします。
または「現金払いのみ」(nur barzahlung)・「カード利用不可」(Keine Kartenzahlung möglich)って書いてあったりもするので、カードを使いたいと思っている人はよく見てからお店に入ると良いですよ 💡
スーパーやドラックストアなどショッピング系のお店だと、レジに貼ってあることもあります。
Ann
もちろん何も貼っていなかったり書いてないお店もあるので、心配だったらお店に入るときに聞いてください。
クレジットカードは使えますか?
おすすめのカードブランドはこの2つ
- VISAカード(ビザカード)
- Masterカード(マスターカード)
もうドイツはもとい、ヨーロッパ旅行にくるなら必ず持ってくるなた絶対この2つ!
『VISAカード』(ビザカード)か『Masterカード』(マスターカード)です。
クレジットカードが使えるお店なら、ほぼこの2のブランドが利用可能です。
というかこの2つのブランドしかOKじゃないところの方が多いですね。
あまり使えない非おすすめのカードブランド
- アメリカンエキスプレス
- JCB
- ダイナース
日本では使えることが多いアメリカンエキスプレス、JCB、ダイナース。
この3つはドイツやヨーロッパであまり使えません。
たまーにアメリカンエキスプレスやJCBも使えるところがありますが、ダイナースはほぼ見ないですね。
ドイツやヨーロッパに来るときはこれらのカードブランドを1枚しか持っていない、ということがないように注意してくださいね!
暗証番号(PIN)を確認しておく
- 暗証番号(PIN)入力→ ◎
- 署名(サイン)→✖
日本だとクレジットカードを使うときに『暗証番号』(PIN)か『署名(サイン)』を使っての決済方法がまだあると思いますが、ドイツもといヨーロッパで『暗証番号』(PIN)入力が主流です。
旅行会社勤務時代には、上記のトラブルを起こすお客様も意外といらっしゃるという話を聞いていましたので、
Ann
という注意喚起をしていました。
意外と暗証番号を忘れてしまっている方いるんですよ 😐
クレジットカードの上限を確認しておく
クレジットカードの上限については意外と知らない人が多いです。
これまた旅行会社勤務時代ですが、旅行代金の支払いでカードが切れない方のほとんどは、利用可能額が『上限に達してしまっている』のが理由でした。
それを案内すると「そんなことはない」という方も多いですが、ご自身でカード会社に確認してもらうとやはりそうだったというのがほとんどです。
また、クレジットカードの上限がいくらなのか、とか、現在の利用可能額に余裕があるかを把握できてないと、海外旅行中に使おうとしたクレジットカードが上限に達して使えない、ということになりかねません。
特に、旅行の前に大きい金額をクレジットカードで支払った場合は注意です。
カードの締め日を過ぎても、引き落とし(支払日)が終わっていなければ基本、上限がクリアになりません。
- 【カード締め日15日】【支払い日10日】
- 1月16日~2月15日の間に上限10万円を利用
- 支払い日が翌月10日のため、3月10日の支払いが終わるまでカードは利用できず=2月16日~3月10日の期間は使えない
たとえば上記のような場合だと、
Ann
となることも。
カードの盗難や紛失時の連絡先を確認しておく
残念ながらドイツでもスリやひったくりがあります。または自分で荷物をなくしてしまうこともあるでしょう。
そのときはすぐさまカードの利用をストップできるように、所持しているクレジットカードの連絡先を確認しておきましょう。
支払い金額をきちんと確認する
ドイツでは支払い金額をクレジットカード決済の端末にスタッフが手打ちで入力するお店がたまにあります。
レジの金額は正当でもスタッフの入力間違いで、カード決済額が異なる場合があるかもしれません。(高額請求の詐欺行為もないとは言い切れません)。
金額を見ないまま、暗証番号を打ち込んで決済してしまえばその支払いはカード所有者の責任です。
あとで気づいても店側が返金対応してくれず、カード会社に不正行為を申し出ても補償対象とならないことが多いので注意しましょう。
補償対象とならないケース
出典:カード不正利用(不正使用)発生時の補償について-三井住友カード
以下のような取引については、補償対象とはなりません。
(中略)
6.カードショッピング、キャッシングリボおよび海外キャッシュサービス取引などのうち暗証番号の入力を伴う取引についての損害(ただし、弊社に登録されている暗証番号の管理について、会員に故意または過失がないと弊社が認めた場合はこの限りではございません。)
必ず暗証番号(またはサイン)をするまえに金額を確認することはとても大事ですよ!
また、レシートとカード控えも必ずもらい、その場で金額を確認しましょう。
Ann
チップ文化がまだあるドイツですが、レストランなどでクレジットカード払いをする際は
となりますよね。
- チップ金額を上乗せしてクレジットカードを決済する
- チップのみを現金で払う
そんなときは上の①②で対応します。どちらでも大丈夫です。
お店によってはレジの仕様などで①が対応できない場合もあるので、その場合はチップを現金で払ってあげると良いですね。
Ann
以上、ドイツのクレジットカード事情および注意点などでした。
注意点などはドイツだけでなく、海外旅行時全般に言えることなので、留意くださると幸いです。
また、海外旅行をよくする方は、クレジットカードがなぜか使えず2枚目の違うカードで支払ったという経験もあるはず。
上限なのか、お店の機械の調子が悪いのかそのときは分かりませんが、ドイツやヨーロッパに来る際はビザやマスターカードを2枚くらい持っていると安心ですよ。
Ann
段々とドイツもキャッシュレス化にむかっているとは言いますが、ドイツの現金主義路線がいきなり変わるとは思いません。これからも好まれると思います。
あまり大金をもってくると危ないので、ドイツ旅行にいらっしゃる際は現金+カードを上手く利用してくださいね 🙂
あと小銭を…硬貨を必ず常備してください!!
【小銭】硬貨を持つものはドイツ旅行を制す!50セント、1・2ユーロはとっておこう
それでは(=゚ω゚)ノ