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Hallo!格安という言葉に弱いAnn(@Ann01110628)です(=゚ω゚)ノ
ドイツの格安長距離バスといえば誰もが『Flixbus』(フリックスバス)と答えると思います。
彼らはドイツ、ヨーロッパの都市を網羅し、アメリカにも進出しました。
また、現在はドイツ国内の鉄道事業にも参入中です。
しかーし、新たに打倒Flixbusとして、ドイツの長距離バス業界に2つの会社が参入!
それが『Pinkbus』(ピンクバス)と『BlaBlaBus』(ブラブラバス)です。
Ann
まぁBlaBlaBusは一応赤系ピンクだけどね。
今回はこの2つの会社のうち、『Pinkbus』(ピンクバス)をご紹介します💡
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Pinkbus(ピンクバス)とは
- 目的地までノンストップの直行バス
- 料金は出発日や予約のタイミングに関係なく均一
- 座席予約が無料(オンライン予約のみ)
- 無料WIFI、広い足元の席を提供、バリアフリー
- 再予約無料
- 預け荷物は2個まで可能
- 10回目の乗車は無料
- 環境に優しいユーロ6適合車のみ利用
Pinkbus(ピンクバス)とは2019年7月1日より運行を開始した、ケルンのスタートアップ企業です。
ほかの長距離バスとの差別化している部分をひとつづつ述べていきます💡
【特徴1】目的地までノンストップの直行バス
通常の長距離格安バスとの違いのひとつですが、経由地がありません。
メリットとしては、各経由地での乗客の乗り降りや渋滞などで遅延が多くなる確率は高くなりますが、ダイレクトに行けるのであれば遅延も少なくなるはずです。
出発すれば目的地までノンストップで到着することができます(サービスエリアでの休憩などのぞく)。
Ann
【特徴2】料金は出発日や予約のタイミングに関係なく均一
これも長距離バスにはかなり珍しい料金設定だと思います。
いつ乗っても出発間際でも、料金は均一€です。
スタート当初は全路線25€。
その後2019年10月7日以降は17€になりましたが、2020年2月現在は路線によって均一の料金は異なります。
通常は予約の入り具合によって高くなったりしますが、Pinkbus場合は均一料金になっています。
各路線の料金は後述しますが、料金には受託手荷物料や無料座席予約もついているし、内容を見る限りだと快適そうです。
Ann
【特徴3】座席予約が無料(オンライン予約のみ)
これも珍しいサービス💡
予約購入すればその場で座席指定が可能です。
そして現在はオープニングキャンペーン中で、自分が座る席+隣席=2席分指定ができます。
つまり手荷物を隣の席に置くことができるということ。いつまでかは分かりませんが、これは嬉しいですね。
【特徴4】無料WIFI(500MB)、広い足元の席を提供、バリアフリー
この中だと驚きはまず無料WIFI。
通常この手の公共交通機関は150~200MBが上限です(ICEの2等席も200MB)。
それを500MB!これはかなりすごい!
また、PinkbusのWIFIを一瞬使ったことがあるのですが、めちゃくちゃ早くて快適でした。
そしてバリアフリー対応をしているということ。
いままで車いすを利用されている方が長距離バスを使っているのを見たことがないのですが、ピンクバスは車椅子用の席を予約することで乗車可能です。
盲導犬も乗車することができます(事前連絡要)。
【特徴5】再予約(変更)無料
一度予約購入した日時と路線ですが、オンライン上のマイページで変更することが可能です。
しかし注意点は日付の再予約(変更)は出発の48時間前までということ。
また、キャンセル返金はできないようです。
- 公式サイトからの申し込みのみ。
※Omioなどの検索エンジンからの申し込みは不可 - 予約路線の変更は不可
【特徴6】預け荷物は2個まで
- 【車内用手荷物】ハンドバッグなどの手荷物1つ(7kgまで)
- 【預け用手荷物】3辺の合計が160 cm以下の手荷物2つ(1つ20kg以下)
なんと大型スーツケース程度の荷物が2つも預けられてしまいます
【特徴7】10回目の乗車は無料
Pinkbusはこんな特典もあります。
10回目の無料乗車です(アカウント作成者が対象)。
リピーター獲得には良い特典ではないでしょうか!
ホテル予約サイト『Hotels.com』(ホテルズドットコム)みたいですね(10回泊まると1泊無料)。
【特徴8】環境に優しいユーロ6適合車のみ利用
自身をドイツで一番環境に優しいバス会社ととなえるPinkbus。
ユーロ6適合車を使うことで、電車やほかの長距離バス会社よりも少ないCO2排出で運行できるそうです。
運行路線と料金
- 【ベルリン→ミュンヘン】08:30→15:30(7h)/17€
- 【ミュンヘン→ベルリン】08:30→15:30 (7h) /17€
- 【ミュンヘン→フランクフルト】09:00→14:00(5h)/9€
- 【フランクフルト→ミュンヘン】12:15→17:15 (5h)/9€
- 【フランクフルト→デュッセルドルフ】14:30→17:20(2h50)/5€
- 【デュッセルドルフ→フランクフルト】08:30→11:20 (2h50)/5€
2019年7月に始まったPinkbus。当初の路線はデュッセルドルフ、ベルリン、ミュンヘンの3つの都市6ルートのみでした。
そこに2020年2月よりフランクフルトが登場!
フランクフルト~デュッセルドルフ線が5€、フランクフルト~ミュンヘンが9€という格安です。
しかし運行都市が4都市に増えたものの、ルートは6ルートのまま。
つまりすべての各都市すべての都市に運行する訳ではなくなりました。しかし、運行便は今後も増やしていきたいとのことなので見守るのみです。
Ann
予約・支払い方法
オンライン予約
どの支払いを選んでも支払い手数料はかかりません。
※専用アプリは2020年2月6日現在は見つけられませんでした
バスの運転手に直接
空席があればバスの運転手に直接支払い乗車は可能です。
その際の支払い方法は現金またはカード(EC、VISA/マスターカード)。
また、席については運転手から指定されます。
終わりに
以上、新たにドイツの長距離バス業界に参入した『Pinkbus』(ピンクバス)のご紹介でした!
こうやって調べてみると、結構差別化ができているので私としては好感度が高いです。
ただ個人的にネックなのは本数が1日1便なのと出発時間ですね。
まぁまだ始まったばかりなので今後の成長が楽しみです。
さてドイツの長距離バスのシェアの9割り以上を獲得しているFlixbus(フリックスバス)とどこまで戦えるか、ちょっと心配ですが頑張って生き残ってほしいと思います。
それでは(=゚ω゚)ノ
Ann
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