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Hallo!チョコレート大好きAnn(@Ann01110628)です(=゚ω゚)ノ
ドイツは世界一のチョコレート生産国として知られ、気軽に美味しいチョコレートに出会える国の一つだと思います。
そんなドイツ西部の街ケルンに、世界最大級の『チョコレート博物館』(チョコレートミュージアム)があるのをご存知でしょうか?
独:Schokoladenmuseum Köln/英:Chocolate Museum Cologne
名前だけは知っている人も多いと思いますが、
チョコレート博物館??うーんチョコレートは好きだけど、ミュージアム系は興味ないかも。
と思っている人がいるかもしれません。
いや、もったいない!
入場料ちょっと高いけど、結構楽しいです。
何よりあの世界的有名なチョコレート『リンツ』(Lindt)の板チョコを、自分だけのオリジナルカスタマイズで作ることができます。
注文の仕方などは後述しますね 😉
また、博物館を見学しなくても利用できる、併設のチョコレートカフェやショップには行く価値があり!
ということで、今回はケルン観光で訪れてほしい観光施設『ケルンのチョコレート博物館』についてご紹介します💡
ケルン中央駅・ケルン大聖堂からも近く、行き方も何種類か詳しく書いたので、行く前にご参照ください。
目次:タップで移動
チョコレート博物館とは?


世界最大級のチョコレート博物館であるケルンのチョコレート博物館。
この博物館を設立したのはSchokoladenkönig(チョコレート王)とも称されたHans Imhoff(ハンス・イムホフ)氏。彼は億万長者となったチョコレートメーカの経営者でした。

並々ならぬチョコレート愛のあったイムホフ氏は1993年10月31日、彼の故郷であるケルンにチョコレート博物館をオープン。
2018年に25周年をむかえたこの施設は、現在年間60万人以上が訪れるケルンの主要観光スポットです。
ドイツでもっとも訪問者の多い博物館のトップ10にも入っています。
博物館の場所

博物館があるのはケルン大聖堂から徒歩で約20分ほどのライン川の中州。
もちろん、徒歩意外に路線バスやミニトレインなどでも行けるのであとでご紹介しますね~💡

最後はちょっとだけ橋を渡って博物館に到着。

この向かって行く感がなんかカッコいい

入り口にはこんなチョコレートを模して造られたケルン大聖堂を発見。
思わず食べたくなっちゃいますね(笑)。
例年冬には博物館の前で『港のクリスマスマーケット』が開催されます


あれ?ミュージアム名の後にはLindtのロゴが描かれていますね。
これは2006年より協力パートナーはStollwerck(イムホフ氏は元オーナー)から、日本でも有名なスイスのチョコレートメーカー『Lindt』(リンツ)に替わったためです。
つまり新しいスポンサー企業がLindtなり、チョコレート工場・製造エリアはLindtが担当しています。
※経営自体をLindtが行っている訳ではなく、博物館のオーナーは創業者のイムホフ氏の家族です。

しかしなんだろう…このSの文字、シェラトンホテルのロゴを思い浮かばせるわw

それではいざ博物館へ入場しましょう!
入場チケットの売り場はショップとカフェの間にあり、支払い方法は現金またはECカード、およびクレジットカードとなります。
入場チケットはオンラインでも購入可能。また、各種体験コースやガイドツアー(ツアーは英語もあり)などはオンラインから事前予約が必要です。

入場チケットを買ったらリンツのチョコレートをもらいました♬

わーい!
博物館の見どころとオリジナルチョコレートの注文方法
1階展示ゾーン~チョコレート工場





展示コーナーでは古代メソアメリカ文明から始まった、カカオとチョコレートの5000年の歴史についての紹介やコレクションなどが展示されています(紹介文はドイツ語と英語)。
1階はおもにカカオの栽培や収穫などについて。

また、カカオの木を眺められるコンパクトな熱帯植物用の温室があります。
入った瞬間「もわ~」という湿度の高さをムンムンと感じられますよ(笑)。

ここがドイツだと思えない一室 😆

展示エリアが終わりまままっすぐ進むと(写真はぶれぶれですが)、博物館の先頭部分のリンツ・チョコレート工場エリアに到着。
この辺りから、チョコレートの美味しそうな匂いがしますよ~💡


さてこちらの部屋には博物館のランドマーク『チョコレートの噴水』があります!
もう名前の通りチョコレートがあふれている訳なんですが、常に200kgのチョコレートが入っているそうです。恐るべし。


上から見るとこんな感じ。
カカオも実を模した金色のカカオレプリカ81個でカカオの実を表してるんですね~。

しかし、チョコレートの海に溺れたくなるなぁ……。


さてこのチョコレートの噴水。
見るだけではなく、試食ができます~!
噴水の前にいるスタッフさんが、ウエハースにチョコレートを付けて渡してくれますよ♬

どうですか!このセンスがぜろ~の写真 😥
まぁこんな感じでもらえます。


そして同じエリア内のチョコレート工場では、機械でのチョコレート製造過程が見られます。

これが意外と楽しい!!
液状のチョコレートが混ぜられているところ。
流し込まれたチョコレートを振ることで、型にぴったりあうようにしていくのね。
固まったチョコレートが並べられていく動画。

さてこの出来立てほやほやのチョコレート!
こちらも試食することができます💡
この緑のランプが点いたら押すと、チョコレートが1つもらえる仕組みです。

ちゃんとLindtのマークが入っていますね。
もらったその場でパックンちょしました 😉


ほか19・20世紀のチョコレートの型があったり、

一部の国のチョコレートが展示されていました。

なんとなかには日本のチョコレートも登場!
日本代表のチョコレートはいずれも抹茶味のチョコレートが飾られていました。

日本のチョコレート=抹茶のイメージなのかしら。
2階チョコレート工房



工場からそのまま2階にあがるとチョコレート工房ゾーンです。
ここではチョコレート職人によるチョコレートのデコレーションなどの製造過程が見られます。

結構楽しくてずっと見てちゃうやつね。
体験コーナーもここでやりますが、事前のオンライン予約が必要です。

すごい可愛いペンギンの型を発見。

見晴らしもとてもいいですね~。

さてお待たせしました。
チョコレート博物館の目玉『リンツのトッピングカスタマイズ』です。
ここではリンツの板チョコのトッピングを自分で選び、オリジナルのチョコレートを作ることができるのです。
これはかなり熱い!
しかし出来上がりまでに45分間前後かかるというのが注意事項。
注文をする際は時間に余裕があるときにどうぞ!

やりたい人は展示物の見学の前にここで注文して、そのあとゆっくり見学するのでもいいね~。


注文方法はドイツ語のほか、英語でも書いてあります。

オーダーも受取りもこの一番左の売店のレジで行います。
お願いしたオリジナルカスタマイズのリンツチョコレートは、その隣の工房で作ってくれていますよ。


私のはどれかな~。

あっ、あった!!

じゃーん、出来上がりがこちらです。
うーん美味しそうじゃないですか!
3か月以内には食べてね~と書いてあったので、お土産にもできますね💡
※裏に賞味期限のシールも貼ってあります
3階展示ゾーン






チョコレート工房からさらに上へ行くと、まず古代メソアメリカ文明とカカオのコレクション展示からはじまります。
つづいて時を超えてチョコレートはヨーロッパに渡り、ぜいたく品として貴族に広まり17世紀ごろの展示。
そして近現代の市民もチョコレートを手に入れられるようになった時代の、チョコレートメーカーの広告やマーケティングのコレクションも展示されていました。




以上で終了です 😛

出るときに、またリンツのチョコレートをもらいました♬


チョコレート博物館に併設のカフェとショップですが、こちらは入場料が不要。
控えに言ってカフェはとても良かったので、博物館に興味ない人にもおすすめします。

チョコレートを使ったケーキや飲み物が多いので、チョコレート好きにはたまりません。
もちろん普通のケーキやコーヒーもあるので、ライン川を見ながら休憩するのも良いでしょう。




また、ショップは創業1949年の『HUSSEL』(フッセル)のチョコレートショップが入っています。
HUSSELはあまり日本で有名ではないかもしれませんが、ドイツの老舗チョコレートメーカー。主要都市のほとんどでお店を見つけられると思います。
さて、こちらのショップも博物館に入場しなくても利用可能。ケルン土産にするには絶対良いですよ💡
美味しそうなチョコレートがたくさんあります 😯

ゲームコントローラー型のチョコレートなど、ユニークなものもありますよ💡

さらにお店にはリンツの商品も置いてあります。
量り売りもあるので、いろんな種類が食べたい人に良いですよね。人気がありました~!

また、私はここでケルンの観光名所が描かれているリンツの限定パッケージを購入(限定じゃなかったらすいません)。
日本でも有名なリンツ×世界遺産のケルン大聖堂が描かれてパッケージとあって、お土産に最適でした💡


まぁ中身はほかでも売っているものなんだがね。

あと、このときショップの出入口でリンツのリンドールを配っていたのでもらいました。やったぜ 😎
日本でもリンドールは人気ですよね~。美味しい 😳

リンドールも売っていたよ
アーヘンにはリンツのアウトレットがある
行き方(アクセス)
- 徒歩
- ミニトレイン
- 路線バス(133番)
- 地下鉄(Uバーン)
行き方はいくつかあるのですが、ケルン中央駅から観光客が利用しそうなものを選んでみました!
私は行きは1度は乗りたかった列車型の市内観光ミニバス(ミニトレイン)『Schokoexpress』、帰りは『徒歩』という組み合わせで訪問。
天気のいい日はどちらもおすすめです!
雨の日は濡れないように路線バスが良いかもしれませんね💡
徒歩
チョコレート博物館へはケルン中央駅やケルン大聖堂から歩いていけます。
博物館は旧市街側のライン川沿いにあるので、駅や大聖堂から川沿いに出て、そのまままっすぐ南下すれば到着です。
天気の良い暖かな日は川沿いは人でいっぱい。景色も良いのでゆっくりお散歩しながらもおすすめです。



中央駅からは1.4kmほど約18分。
歩くのが早い人なら15分ほどで着くと思います💡
Schokoexpress

続いてケルン大聖堂前とチョコレート博物館をむすぶミニトレイン『Schokoexpress』。
ミニトレインと言いつつ、SLを模したミニ観光バスと言えばいいでしょうか?
徒歩でももちろん行けますが、
歩くのはちょっとだるいし、路線バスじゃちょっと味気ない…
という方はこちら。
旧市街をちょっと見て回れるので、アトラクション気分でおもしろいですよ💡
お子さん連れの方にもおすすめです!

いい大人だけど楽しんだよ(笑)
大聖堂前の乗り場はカフェ ライヒャルトの横Burgmauer(ブルグマウアー通り)です。
チケットは往復、片道選択可能。
乗る際に運転手さん(またはその場にいるスタッフ)に直接支払います。
- 【往復券】大人9,00€、子供5€,00※2~12歳
- 【片道券】大人5,00€、子供3€,00※同上
- 【運行時間】大聖堂前発9:45~17:45まで30分置きに発車/博物館発10:10~18:10まで30分置きに発車
- 【所要時間】大聖堂~チョコレート博物館まで約20~25分
路線バス(133・132番)
ケルン中央駅のバス乗り場(Breslauer Platz/Hbf)は、大聖堂とは反対側の出口にあります。
路線バス(ライン133/Zollstock Südfriedhof行き、またはライン132/Frankenstr.行き)に乗って2つ目がチョコレート博物館です。
バス乗り場(Breslauer Platz/Hbf)はいくつかあるのでちょっと分かりづらいかもしれません。
基本的にはライン133がA乗り場でライン132がE乗り場ですが、乗る前はKVPの乗換案内などで確認してください。
あと乗り場の地図はこちらで確認できます。
- 【片道券】大人2,00€、子供1,00€
- 【最寄り駅】Schokoladenmuseum
- 【乗車時間】約9分
地下鉄Uバーン
あんまりこの方法で行く人いないと思いますが、一番もよりの地下鉄Uバーン駅は『Heumarkt』(ホイマルクト)。
こちらの駅からだと歩いて8分ほどです。
一応書いておきますね~。
博物館の入場料
【平日】大人12,50€、子供(6~16歳)7,50€
【週末】大人13,50€、子供(6~16歳)8,00€

ドイツあるあるで年々値段が上がっているので早く来た方がいいかも~💦
営業時間(開館時間)
10:00~18:00
所有時間
【見学のみ】45分~1時間
【見学+リンツのカスタマイズ注文】1時間30分
【+カフェ】上記にプラス40分~1時間
上記は私の間隔になるので、ご参考まで。
とにかくリンツのチョコレート・カスタマイズは45分程度かかります。
私は順番通り見学しながら行ったので、もう博物館の半分は見学終了をしており、注文のあとの時間があまってしまいました。
見学ルートは戻れるので、カスタマイズの注文をしたい人はまず、チョコレート工房に向かって注文してから見学するのが効率が良いと思います。

私は平日に行ったので、だいたい30分ちょっとで出来上がったけど、混んでいる週末はやはり時間がかかるって!
公式サイト
Schokoladenmuseum(ドイツ語・英語・フランス語)
以上、ケルンって大聖堂以外どんな観光名所があるっけ?とお悩みの皆さんへ、『ケルンのチョコレート博物館』についてのご紹介でした!
室内の観光施設ということで雨が降っていても楽しめますし、何よりケルン土産を買うにもベスト。
ケルンに訪れた際はぜひ行ってみてください!
それでは(=゚ω゚)ノ
ケルン大聖堂観光